この記事でわかること
- 筋トレ後の眠気を予防する食生活
- 筋トレ後に眠気が出ない身体のケア
筋トレをすると眠くなるってことありませんか?
「健康のために筋トレをしているけど、翌日だるくて仕事中にも眠気が出てきて半分寝落ちしている」なんて人も多いのではないでしょうか。
筋トレ後の眠気は正しい対処をすることで必ず解消できます。
翌日スッキリした気持ちで出勤するためにも対処法を身につけておきましょう。
筋トレの翌日に眠くなる原因は栄養不足と睡眠不足
筋トレの翌日に「なんか身体がだるいし、眠いな〜」と感じる人は多くいます。
その多くの原因は実は栄養不足と睡眠不足なんです。
栄養不足
まず一つ目の原因は栄養不足です。
筋トレは普段の生活では行わないような運動を、身体に無理をさせて行う運動です。
身体はいつもより無理な運動をすると、その分エネルギーを消費します。筋トレでエネルギーを消費したのに、そのあとの栄養補給が間に合っていないと、栄養不足になってしまいます。
栄養不足は軽いものであれば眠気やだるさ(倦怠感)の症状で止まりますが、酷い場合は意識障害にまでなってしまいます。
対策を簡単にいうと、事前に筋トレサプリを飲んだり、スポーツドリンクやBCAAドリンクを飲みながら筋トレをすることです。
睡眠不足
2つ目は睡眠不足です。
「そんなこといっても昨日は8時間も寝たよ。」という方もいるでしょう。しかし睡眠不足は時間だけではなく、睡眠の質も重要になってきます。
筋トレをするとアドレナリンがでて、交感神経が優位になります。交感神経は興奮したときに発達する神経なので、筋トレをしてそのまま寝てしまうと、身体が興奮状態のまま眠ってしまいます。
身体が興奮状態のまま眠ってしまうせいで、睡眠の質が下がり、筋トレ翌日の眠気に繋がってしまいます。
筋トレ後の眠気やだるさの対処法【栄養不足編】
栄養不足による眠気やだるさの対処法を紹介します。
事前に十分な栄養を摂っておく
筋トレをする前に十分な食事を摂っておきましょう。できれば2時間前ぐらいが理想です。
大事なことは空腹状態で筋トレをしないことです。一部の人の間では空腹時の筋トレが流行っているようですが、ちゃんとしたトレーナーの指導の元で行わないと低血糖状態になってしまい危険です。
しかし、食事をしてすぐ運動すると消化が間に合わず腹痛の原因になります。食事をして2時間後ぐらいに筋トレをするのが理想です。
栄養もバランスよく摂りましょう。ただ食べればいいというわけではありません。筋肉の元となるたんぱく質はもちろんのこと、筋トレをする時の原動力となる炭水化物や糖質も摂っておかなければいけません。
筋トレ中にBCAAなどの栄養を補給する
筋トレ中はBCAAやスポーツドリンクで栄養を補給しましょう。
筋トレ中は常にエネルギーが消費されます。2時間前に食事を済ませておいても、それが全て使われることは消化のスピードから難しいんです。
そこで消化吸収が早い、液体であるBCAAドリンクやスポーツドリンクを飲みながら筋トレを行うことで身体にエネルギーを与えつつ、筋トレを継続することができます。
筋トレ後も食事には気を使う
筋トレ後も食事には気を使いましょう。
いくら事前に食事を摂っていたり、筋トレ中にドリンクを飲んでいても、筋トレ後は身体がエネルギー不足になっていることが多いです。
筋トレ後の食事はいつもより多く食べるぐらいがちょうどいいです。
特に注意したいのは、筋トレをしたその日の食事だけでなく、数日間はその食生活を維持したいというところです。
普通の筋トレであれば、筋トレをした翌々日ぐらいまで。きつめのトレーニングであれば1週間は栄養の高い食事をたくさん摂ることを心がけましょう。
筋トレ後の眠気やだるさの対処法【睡眠不足編】
睡眠不足による眠気やだるさの対処法を紹介します。
筋トレ後はストレッチでケア
筋トレ後はストレッチなどで身体のケアを行いましょう。
筋トレはいつもの生活以上に身体や筋肉を酷使する行為です。筋トレを行なって、そのまま放置なんてことがあってはいけません。
筋トレ後にストレッチをすることで、筋トレによって乱れた血行を元に戻したり、クールダウンさせて「今日の筋トレはここで終わりだよ」と身体に伝えることができます。
これを怠るといつまでも身体が筋トレモードのままで、夜になっても寝付けずに、翌日の眠気やだるさに繋がってしまいます。
湯船に入ってリラックス
筋トレをした日は湯船に入ってリラックスしましょう。
しかし筋トレ直後はNGです。筋トレ直後は身体が火照っているため、ぬるま湯で汗を流す程度のシャワーにしておきましょう。
湯船に入るのは数時間たった後、寝る1時間前を目安にしてください。
湯船に入ることで身体がリラックスし、筋トレで疲弊した身体を癒してくれます。
また副交感神経が優位になるので、睡眠の質が上がり、翌日スッキリ起きられるので眠気知らずになります。
翌日起きてすぐに日光を浴びて軽い運動
筋トレをした翌日は起きてすぐに日光を浴びて軽い運動をしましょう。
日光を浴びることで身体がスッキリと目覚めます。朝の起き方がスッキリしていないと、眠気を一日中引きずってしまうことになります。
朝は太陽の光をたくさん浴びて身体に「朝だよ〜」と伝えてあげましょう。
また軽い運動をすることも身体を目覚めさせることに役立ちます。
軽い運動といっても難しく考えることはありません。ラジオ体操をやるでもいいですし、その場で足踏みを10回程度やるでも問題ありません。
今まで何もやってこなかった人なら、意識して何らかの運動をするだけで劇的に変化があります。
光を浴びて運動をすることで、朝スッキリ目覚めて、日中に眠気をひきづらないようにしましょう。
まとめ:栄養や睡眠を十分とって翌日の眠気をなくそう
筋トレと眠気の関係について解説しました。
筋トレをしたことで栄養や睡眠が不足すると眠気やだるさの原因となることがわかっていただけたかと思います。
普段の生活の中で、ちょっとしたことを意識するだけで翌日の眠気やだるさがなくなるので、ぜひこの記事に書いてあることを実践してみてください。
最近では筋トレサプリを事前に飲んで、栄養補給の代わりにしている人も多いのでおすすめです。