「筋トレをして眠れなくなった」なんて経験ありませんか?
実はこれ、筋トレ好きの中では結構定番の話題なんです。


と悩んでる人向けに、記事を書きました。
本記事のなかでは、筋トレ後になぜ眠れなくなるのか、眠れなくなったらどうすればいいのかという部分をわかりやすく解説していきます。
今日からすぐに実践できる対処法もあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事でわかること
- 筋トレで眠れない原因はアドレナリン
- 眠れないときに筋トレをするのは逆効果
- 眠れなくなったときの対処法
筋トレ後眠れない原因はアドレナリン
筋トレの直後に眠れないのはアドレナリンが原因です。
アドレナリンは闘争本能を促進させるホルモンの一種です。筋トレをするとアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンはもともと、動物が獲物を狩るときや天敵から身を守る時に出していたもの。命の危険が迫った状況のため、脳に糖を送り、身体を無理やり覚醒状態にする効果があります。
筋トレの直後は、アドレナリンがたくさん出て、身体が覚醒状態になっているため眠りにつくことができません。
睡眠障害や不眠症の可能性も
寝る前に筋トレをすることが、習慣になってしまうと、最悪の場合睡眠障害や不眠症になる可能性もあります。
睡眠障害とは、睡眠全般に対して何らかの障害があることを指します。症状としては以下のような例があります。
- 眠れない(不眠症)
- 寝ても疲れが取れない
- 寝すぎてしまう(過眠)
特に筋トレにまつわる睡眠障害は、不眠症です。
寝る前に筋トレをしてしまって、脳は興奮しているのに身体は疲れていてなかなか眠りにつくことができない。という人が多いです。
睡眠障害にならないためにも本記事で正しい知識を得て、良い睡眠にむけて実践していきましょう。
寝る直前に筋トレをやると眠れない理由
寝る直前に筋トレをやると眠れない理由は、アドレナリンと体温です。
理由1:アドレナリンが分泌して眠れない
1つ目の理由はアドレナリンです。
「筋トレ後眠れない原因はアドレナリン」の章でもお伝えしたとおり、
筋トレをするとアドレナリンが分泌されて、身体が覚醒状態になるので眠りにつくことができません。
理由2:体温上昇で眠りが浅くなる
2つ目の理由は体温です。
身体は眠りにつくために眠る数時間前から身体の体温を下げ始めます。
個人差はありますが、睡眠前の体温は日中と比べて0.5〜1.0℃低いと言われています。
身体が意図的に体温を下げることで睡眠への準備を始めます。
しかし寝る直前に筋トレをしてしまうと、せっかく身体が下げた体温を上げてしまうことになります。
体温が上がってしまうことでうまく寝付けなかったり、眠れたとしても睡眠の質が下がり浅い眠りになってしまうことがあります。
眠れないときに筋トレをするのは逆効果
眠れないときに筋トレをするのは逆効果です。
既に書いたとおり、筋トレをするとアドレナリンが分泌されて身体が覚醒状態になり、体温も上昇してしまうため質の良い睡眠の妨げになってしまいます。
眠れないときの対処法
- ベッドから降りて違うことをする
- 夜風に当たる
- 爪揉みマッサージ
対処法1:ベッドから降りて違うことをする
眠れないときはベッドから降りて違うことをしましょう。
一番良いのは読書ですが、テレビでも良いです。しかしスマホやPCは避けましょう。
眠れないのにベッドの上から動かないで「眠ろう、眠ろう」と思ってしまうと逆に脳が働いて眠れなくなってしまいます。
まずは寝る場所であるベッドから降りて気分転換に読書等を楽しみましょう。
スマホやPCはブルーライトによって脳が覚醒してしまうため避けたほうが良いです。どうしてもという場合はブルーライトカット眼鏡を使用してください。
対処法2:夜風にあたる
2つ目の対処法は、夜風に当たることです。
ベランダに出てもいいですし、散歩をしてもいいです。風を受けることでリラックスしてスムーズに眠りにつくことができます。
ただし散歩に出る際は、あまり速く歩き過ぎないように注意しましょう。心拍数が上がってしまうと、これもまた眠れない原因になってしまいます。
景色を楽しみながらゆっくりと歩いていきましょう。
対処法3:爪揉みマッサージ
3つ目の対処法は、爪揉みマッサージです。
爪の周りには、睡眠に大切な副交換神経を刺激するツボがあります。
眠れないときに爪の周りをマッサージすることで副交感神経を活発にして効率よく眠りにつくことができます。
やり方は簡単。爪の左右の端をもう片方の手でつまむように軽く押し込むだけです。これを左右の指10本に行ってください。
あまりやりすぎると痛くなってしまうので、「少し痛気持ちいい」と感じるぐらいにとどめておきましょう。
まとめ:筋トレをやるなら寝る前以外の時間で!
筋トレをやるなら寝る前以外の時間で行いましょう。
眠れないときの対処法は存在しますが、自然に眠れるのが一番良いです。
筋トレのゴールデンタイムは夕食の前といわれています。夕食の前に筋トレをすることで、夕食の栄養を効率よく筋肉に補給できますし、寝る頃には身体も落ち着いてきているので眠りの妨げになりません。
むしろ夕方の筋トレは身体が程よく疲れているので睡眠の質の向上にも繋がります。
また筋トレサプリを飲むことで疲労回復効果を高めたり、筋肉を作る近道なることが期待できます。
筋トレ後の睡眠に悩んでいるなら、夕方の筋トレと筋トレサプリを意識してみてください。