この記事でわかること
- なぜ夕方〜夜の筋トレがいいのか
- 筋トレをしてはいけない時間帯
- 夕方〜夜で時間がとれないときはどうしたらいいの?
あなたはいつ筋トレをしていますか?
だいたいサラリーマンの方なら仕事が終わった後の、夕方から夜にかけてという人が多いのではないでしょうか。
実は夕方から夜にかけては筋トレをする上では1番効率がよくて、理にかなった時間なんです。
プロのアスリートなんかも筋肉系のトレーニングは夕方から夜にかけて開始するという人が多いのは、意外にも知られていない隠れた事実。
この記事では、なぜ夕方〜夜の筋トレがいいのか、筋トレをしてはいけない時間帯、夕方〜夜で時間がとれないときはどうしたらいいの?と言ったところを解説していきます。
筋トレを夕方から夜にするべき3つの理由
身体機能が一番高い
身体の機能は夕方から夜にかけて一番活発になります。
一番わかりやすい例を出すなら握力です。
起きてすぐって握力に力がはいりませんよね?朝起きてパンを食べようと思ったらジャムのビンの蓋が硬くて開かなかったなんて経験ありませんか?でも夕方になってもう一度挑戦してみるとびっくりするぐらい簡単に開きます。
筋トレでも同じことが言えます。
朝は無理でも身体機能が上がった夕方なら重いウェイトをあげることができます。重いウェイトをあげたほうが筋トレの効率は格段に上がります。
直後の食事でたんぱく質を補給できる
夕方から夜にかけて筋トレをすると、その後の夕食でタンパク質を補給できるのも利点です。
あなたが1番多くの食事を食べるのはいつですか?
おそらくみなさん夕食と答えるはずです。筋トレをした後に夕食をとると、たくさんの食事からたくさんのたんぱく質を摂取できるので筋肉の成長を助けてくれます。
特に筋トレをした日には、肉や魚をたくさん食べましょう!少しの意識するだけでも全然変わります。
成長ホルモンが1番出ている
最近の研究では、夕方から夜にかけて運動すると成長ホルモンの分泌が多くなることがわかってきました。
成長ホルモンは筋トレの効果を最大限にしてくれる成分の1つです。
成長ホルモンが筋肉の合成や生成を促進し、効率よくムキムキになることができます。
筋トレを避ける時間帯
朝はケガや心不全のリスクあり
朝の筋トレはケガや心不全のリスクがあります。
「筋トレを夕方から夜にするべき3つの理由」の章でも書きましたが、朝は起きたばかりで身体の運動の準備ができていません。
多少の無理をすればできないことはないのですが、専門家の指導がない場合はやめておきましょう。筋トレにはケガがつきもの。普段あげられるウェイトでも朝ではあげられないことが多いです。無理をすると関節を痛めたり肉離れを起こします。最悪の場合には骨折になるケースもあります。
ただのケガなら治るのでまだいいのですが、心不全を起こす場合もあります。夕方は通勤などで多少の準備運動ができている状態です。しかし朝はそうもいきません。準備運動がない状態での高負荷な運動は心臓に負担をかけ、死に至るケースもありますので控えておきましょう。
食後2時間以内
食後2時間以内も筋トレはやめましょう。
食後すぐに運動をしたらお腹がいたくなった、なんて経験ありませんか?
実はこれ、お腹の中で消化不良を起こしてるんです。ご飯をたべると食事は胃に運ばれて消化されます。しかし消化にも酸素が必要。そこで運動をしてしまうと、身体は運動をする筋肉の方に優先的に酸素を運んでしまうため胃が酸欠状態になってしまいます。酸欠状態になった胃は食べ物を消化できずに消化不良を起こし、お腹がいたくなってしまうというわけです。
寝る直前2時間
寝る直前2時間も筋トレはやめておきましょう。
筋トレは身体を興奮状態にする効果があります。この興奮状態は交感神経優位といって、いろんな神経が研ぎ澄まされていつも以上の能力を発揮できる状態です。
しかし睡眠の妨げになってしまうといったデメリットもあります。興奮状態のまま寝ることは難しく、また寝ることができたとしても浅い睡眠になってしまうんです。
筋トレをする場合は睡眠の2時間前までにしておきましょう。
筋トレの時間がなかなか取れない時は筋トレサプリ
「筋トレをするのは夕方〜夜がいいとはわかったけど、残業や家のことで時間が取れないよ」という人には筋トレサプリがおすすめです。
筋トレサプリは身体に対して「筋肉をもっと作れ!」と命令してくれるサプリです。
筋肉の元となるプロテインと比べ、筋肉を作るスピードが段違い。
気になる方は一度試してみてください。
まとめ:筋トレは夕方から夜にかけてがゴールデンタイム!
意外と知られていない、筋トレのゴールデンタイム。
これを機に知っていただいた方も多いのではないでしょうか。筋トレは時間を変えてちょっとした意識をするだけで結果が全然変わってくるものです。
健康な生活を送るためにも、ケガや心臓への負担を考え、筋トレをしてみてください。